2018年第6号 死亡率改善:過去の解明と将来への枠組みの構築

死亡率改善:過去の解明と将来への枠組みの構築

戦争の時期を除いて、平均余命は、世界中で優に100 年以上にわたり着実に伸びてきた。しかし、最近では、多くの先進諸国で死亡率改善が鈍化する兆候が見られる。2011 年以降、米国、英国、および、ドイツにおける年齢調整死亡率は依然として低下が続いてはいるものの、そのペースはこれまでの数十年よりも緩やかになっている。この鈍化は、ほとんどの国において、高齢者および女性において顕著である。米国では、オピオイド鎮痛薬の乱用により若壮年者の間で死亡率が上昇した。一方、社会経済的地位の高い人々は、最近の死亡率改善ペースの鈍化の影響をそれほど受けていないという幾つかの証拠が存在する。

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