グローバルリスク・ネットワーク報告書

長期的な視野に立ったリスク管理の重要性

世界経済フォーラム(WEF)の東アジア会議が6月18日、19日、韓国のソウルで開催され、「世界経済危機が東アジアに与える影響」をテーマに各国政府関係者、企業経営者、有識者の間で議論が交わされました。中国経済に回復の兆しは見られるものの、依然としてアジアでは貿易不振やセキュリティ、環境などの問題が懸念されています。

今年初めに世界経済フォーラムのグローバルリスク・ネットワークにより報告されたレポートでは、世界的な金融危機が与える影響、またその危機が2009 年のグローバルリスク・ネットワーク評価で顕著になるリスクへの影響に焦点が当てられました。それらのリスクには、悪化する財政状況、資産価格のさらなる降下、気候変動による資源に関わるリスクの増大、グローバルリスクの軽減に果たすべきグローバル・ガバナンスの不調などが含まれています。

これらのリスクは、相互に密接につながっており、2009年の成長、政策や方針の決定に影響を与える一方、その影響は長期にわたり、しかも今後数年間はその内容も範囲も定かではない、とレポートでは報告されています。しかし、だからこそ、差し迫った経済課題に世界の目が向けられる中、長期的なリスクを見失わないことが重要である、とレポートは強調しています。気候変動、未解決の資源問題、保護貿易主義につながりかねない各国の姿勢は、重大な社会的、経済的コストを伴うグローバルリスクの複合を起こしかねないと警告しています。国、産業、企業の枠を越え、国際的に多様なステークホルダーが対話し、実行することに対して共通の理解と意欲があって初めて、グローバルリスクへの対応は実効性を持つ、と報告書は指摘しています。

スイス・リーは、世界経済フォーラムのグローバルリスク・ネットワークに共同パートナーとして参画しており、グローバルリスク・ネットワーク本報告書の日本語版を、マーシュ ジャパン株式会社/マーシュ ブローカー ジャパン株式会社様とともに作成しています。


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