マルチキャット・メキシコ

スイス・リー・キャピタル・マーケッツは、2億9,000万ドルのマルチキャット・メキシコ2009リミテッド(MultiCat Mexico 2009 Ltd.)の保険リンク証券の共同主幹事および共同ブックランナーを務めました。ハリケーンと地震のリスクを対象とするこの「マルチキャット・メキシコ」の取引は、国際復興開発銀行(IBRD)により開発されたマルチキャット・プログラムの一環として、メキシコ政府とスイス・リーのパートナーシップによって発行される初の証券となります。

メキシコは、災害関連の経済損失から自国を守るための革新的な金融リスク管理ソリューションを導入し、新興市場をけん引してきました。マルチキャット・プログラムは、世界銀行の加盟国に対してCATボンドを発行するためのプラットフォームを提供し、加盟国が資本市場で災害リスク保険の資金調達を行うことを可能にするために開発されました。「マルチキャット・メキシコ」の期間は3年で、政府に対し地震やハリケーン後の災害救援活動に必要となる資金を迅速に提供します。

本債券のスポンサーは、メキシコの一般市民に対し自然災害後の支援を提供しているメキシコ政府の自然災害基金(「FONDEN」)で、国営保険会社Agroasemexと保険契約を締結しました。この契約の再保険はスイス再保険会社が100%引き受け、全リスクをマルチキャット・メキシコ 2009リミテッドに出再しています。

マルチキャット・プログラムにより、各国は洪水、地震、ハリケーン、暴風などのさまざまなリスクに対するカバーを購入することができます。本プログラムは、自然災害に対する費用対効果の高い保険を各国が取得できるよう支援することを目的としています。また、投資家に対しては金融市場と相関関係のない資産を通じてポートフォリオを分散する機会を提供し、CATボンドの投資家層の拡大を図っています。

本契約に関する詳細はこちらをご覧ください。

マルチキャット・メキシコの取引概要

マルチキャット・リミテッド債券は、シリーズ2009-1メキシコ債券の4つのトランシェで発行されました。償還日は2012年10月19日を予定しています。新規発行債券の詳細は以下の通りです。

 

AIRワールドワイド・コーポレーション(AIR Worldwide Corporation) が専門家によるリスク・モデリング分析を提供し、ミュンヘン再保険が取引顧問を務めました。

マルチキャット・プログラム債券は、修正1933年米国証券法(「米国証券法」)の規則144Aに準拠した私募において販売され、米国証券法および州の証券法に基づく登録を行っていません。本債券は、米国証券法および適用可能な州の証券法の適用除外とされるか、それらの法律に服さない取引である場合を除き、米国においては募集または販売することはできません。


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