スイス再保険会社、Vita証券化プログラムを通じて1億8,000万米ドルの超過死亡リスクを資本市場に移転

201185 

スイス・リーは、Vita証券化プログラムを通じて、18,000万米ドルの超過死亡リスクを資本市場に移転したことを発表しました。

スイス・リーは、VITA Capital IV Ltd. (以下、VITA IV)と超過死亡リスク移転契約を締結しました。これにより、あらかじめ設定された保障対象カバーにおいて死亡率が高くなった場合、スイス・リーは最高1 億米ドル、または最高8,000万米ドルをそれぞれ受け取ることが可能になります。その引き換えとして、Vita IVは、資本市場でシリーズVおよびシリーズVI債券を発行しました。Vita IVは、2009年の発足以来、これまでにおよそ5億米ドルの死亡率リスクの資本市場への移転に利用されてきました。

この最新のVita IV プログラムの契約は、スイス・リーのヘッジ戦略の延長であり、当社が資本を効率的に維持しながら、超過死亡リスクを管理することを可能にするものです。

ス イス・リーの最高引受責任者である、ブライアン・グレイは次のように述べています。「Vitaプログラムは、非常に効率的なリスクプロテクションと自己資 本軽減効果をもたらし続けます。投資適格債を含むことで、今回のVita IV の証券発行は、幅広い投資家層の方々にご参加いただけるものになっています。」

シリーズ

保障対象地域

名目元本

満期

格付け

シリーズV

カナダ、
ドイツ

1億米ドル

2016年1月

BBB- (sf)
S&P 

シリーズVI

米国、英国、
カナダ、ドイツ

8,000万米ドル

2016年1月

BB+ (sf)
S&P


スイス・リーの生命・医療保険事業の部門責任者であるアリソン・マッキーは次のように述べています。「保険リンク証券(ILS)市場は転換期を目前に控えており、これは発行体と投資家の両方にとって、大幅な成長を導くものになるでしょう」

スイス・リーは、自社の生命保険リスクを定期的に証券化してきており、Vitaプログラムからは20億米ドル以上の超過死亡リスクのプロテクションを獲得しています。

この債券発行では、スイス・リー・キャピタルマーケッツが単独主幹事およびブックランナーを務めました。Vita IV債券の新シリーズの担保は国際復興開発銀行が発行したトリプルA格の証券で構成されています。

Vita IV債券は修正1933年米国証券法(以下、「1933年証券法」)の規則144Aに従った私募によって販売されており、証券法または州の証券法に基づく 登録を行っていません。Vita IV債券は、1933年証券法および適用可能な州の証券法の登録要件の適用除外によるか、または登録要件の対象とならない取引による場合を除き、米国で募 集または販売することはできません。

スイス再保険会社について
スイス再保険会社(略称「スイス・リー」)は、世界をリードする再保険会社です。当社は世界20か国以上で事業拠点を展開しています。1863年に スイスのチューリッヒで創業されたスイス・リーは、事業や発展に付随するリスクを負うことを可能にする金融商品を提供しています。伝統的な再保険商品と損 害および生命・医療保険関連サービスは、包括的なリスク管理のための保険をベースにしたコーポレート・ファイナンス・ソリューションとその付加サービスに よって補完されています。スイス・リーはスタンダード&プアーズから「A+」、ムーディーズから「A1」、A.M. Bestから「A」の格付けを取得しています。

VITA Capital IV Ltd。について
VITA Capital IV Ltd.は保険リンク証券の提供を通じて資金を調達しているケイマン諸島の特別目的会社です。

スイス・リー・キャピタルマーケッツについて
米国における金融商品およびサービスの提供は、公認ブローカーディーラーであり、FINRAとSIPCの会員でもあるSwiss Re Capital Markets Corporationを通じて行われています。Swiss Re Capital Markets Limitedは、英国金融サービス機構により、認可および規制されています。スイス・リー・キャピタルマーケッツ(Swiss Re Capital Markets)はSwiss Re Capital Markets Corporation とSwiss Re Capital Markets Limitedの総称であり、両社はSwiss Reinsurance Company Ltdの全額出資子会社です。